2012年12月04日

志村貴子『ルート255』



読み終わりました。
自炊PDFをGalaxy noteにツッコミ、アプリはPerfect Viewerというものを使いました。
かなり読みやすいアプリで、読書もスラスラ進みます。

さてこの小説ですが・・・・正直合わなかった。
随分前に、本の裏に乗っているあらすじだけ読み、「ああ面白そうな本だな、いつか読みたいな」と思い、最初の数行を読んで、これはオモシロイ!と確信をしたまま、結局買わずに長い年月を隔てってしまった本である。結構前、多分3年とか4年・・・あるいは5年とか前かも。

さて100円で売ってあったのでこの機会に、と読んでみたわけだ。

アマゾンのレビューを引用しておくが、
姉のエリ子と弟のダイゴは、近所の公園から家に帰るハズが、いつの間にか、ちょっとだけズレた違う世界に来てしまう。いなくなっちゃった両親、違う世界にもいる自分の友達…この世界っていったいどこ?元の世界へ帰るための、2人の不思議な不思議な日々。

このように異世界ものといった感じで実に心躍らされるのだ・・・が・・・だが。
文体がすこぶるきつい。私には合わなかった。
スゴイ鼻につく少女の文体なのだ。人それぞれなので、合う人には合うのかな。
「ていうのはおいといて〜〜。とはいうものの〜〜。って、実は〜〜〜。と思ったら〜〜〜。と、こんなふうに〜〜〜〜」こんな感じの接続が目に付く。
これが許容出来るかできないかで、この小説に合う合わないが大きく別れるだろう。

なんだかんだ、合わないと言いながら最期まで読んだのは、この小説が「面白そう」だったからだ。
だが結局「面白そう」で終わってしまって、肩透かしを食らう結果になった。広げた風呂敷をたたまずに終わってしまった、といった感である。そりゃないよ、と思う。投げたくなったが、本ではなく、手にしているのは最近買ったばっかりの端末である。投げるわけにも行かない。人によっては「此の終わり方が正解なのだ」とも言うだろうが、私には到底納得行くものではなかった。純粋に「異世界にいってどうたらこうたら」を想像している人はやめた方がいい。私はそのタイプだったのだ。そしてこの小説は、題材としてはそうなのだが、その題材を別段使うわけでもなく、いや使っているのだけれども結末については、私としては納得行かなかった。

この小説は、15,6歳の少女の機敏な心理描写を丁寧に書きだした小説、らしいのである。


posted by Y1 at 01:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。