2013年04月12日

新ブックプレイスという何が何だかわからない、新しい電子書籍プラットフォーム


RBB TODAY
2013年4月5日 東芝、新たな電子書籍サービス「ブックプレイス」開始……専用端末・専用アプリも同時投入

東芝は4日、書店等と連携する電子書籍サービス「ブックプレイス クラウド イノベーション(BookPlace Cloud Innovations)」(ブックプレイス)を開始した。今年夏までに約10万冊のコンテンツを揃える。

という事らしいです。
新ブックプレイスの誕生です。

それが以下URL
http://bookplace.jp/docs/pc/top.html

新しいサービス、そしてサービスに合わせた端末も投入してきます。


ところが・・・東芝はBookPlace powered by BookLive!というサービスをそもそも行っていました。それがどうなるかというと・・・

なお東芝では、これまで「BookPlace powered by BookLive!」の名称で電子書籍サービスを提供しているが、こちらは新たに「BookLive! for Toshiba」という名称に変更され、BookLive社のサービスに移行する。新しいブックプレイスは、「BookLive! for Toshiba」とは別サービスとなり、これまでの会員登録情報、購入コンテンツのデータ、ポイントは引き継がれない。連携機能などもないとのこと。



ということです。これだけ読んでもいまいち分かりませんね。
以下、wikipediaやいくつかの記事を参考にまとめてみました。
http://hon.jp/news/modules/rsnavi/showarticle.php?id=2595
http://japan.internet.com/busnews/20120126/12.html

1Bookliveというサービスを株式会社BookLiveが行っていました。
2東芝と株式会社BookLiveが協力して、BookPlace powered by BookLive!というサービスを開始。BookPlace DB50という専用端末も用意。BOOkliveとIDを共有など連携有。
3BookPlace powered by BookLive!をBookliveへ統合(実質東芝が捨てたようなもの?)
4同時に東芝は新たなサービス、ブックプレイスを打ち出す。端末を投入する。このサービスは、bookliveやBookPlace powered by BookLive!とは無関係の、独立したサービスとなる。


ということ。私はBookPlace powered by BookLive!がどれだけ頑張ったりとか、どれだけ品ぞろえがあったのか分かりません。
しかし、ちょっと意味が解らないというか、どうしてこういう事をしたのでしょうか?
無意味な乱立は、消費者にとって望ましくないです。

東芝にとっては無意味ではなかったのでしょう。

最初に引用したRBBTODAYの記事には以下のような文も。
旭屋書店、ダイレクトショップ、戸田書店、リブロ、有隣堂の5つの書店チェーンとの提携を皮切りに、書店および各種小売店舗等との提携を進めることによって、読者が近隣の店舗で電子書籍に触れ、書籍コンテンツを購入できるしくみを構築しているのが特徴とのこと。


この提供というのが何を指すか、どのような協力関係にあるかわかりません。
端末を小売店舗に置くのでしょうか?

確かに最近書店の店舗に、kindleやkoboが置かれているのを見たことはありますが、それがいったい書店にとってどのようなメリットになるのでしょうか。いまいち分かりません。

東芝が今までbookliveと共同で行ってきた自社サービスを切り捨てた理由は何なのでしょうか。
あるいはbookliveのほうが、買い取ったという事でしょうか??

目指す冊数は10万冊ということです。少なすぎます。

今までBookPlace powered by BookLive!で本を購入してきた人たちはどう思うでしょうか。
bookliveの方が信頼性が高いと思うならそちらで本を購入していたと思いますが、東芝を信奉したからこそBookPlace powered by BookLive!ではないでしょうか。所が東芝はそこから手を引くといいます。専用端末まで用意しながら、bookliveに投げたのです。そのくせ自分は新しいサービスを始めるという。


また次のような文言を見ると、悲しい気持ちになります。
http://bookplace.jp/docs/pc/top.html
Q 誰でも利用できるの?
A 日本国内在住の方は、会員登録後どなたでもご利用が可能です。20歳未満の方は法定代理人の同意を得た上でご利用ください。


何故国外の方は利用できないのでしょうか。
国外にすみ、日本の書籍を必要としている方もいらっしゃるでしょう。日本人でありながら、海外に出張や留学で、日本の書籍が読みたいという方もいるでしょう。電子書籍をクラウドに保存する。ネットという環境は、国境を気にしない性質を持っているにもかかわらず、現物を店に買いに行くという手間が必要ないのにもかかわらず……そう言ったメリットを最大限に利用できないのです。


電子書籍とは、実にはかなく短命なものです。サービスなんていつ終わるかわかりません。
だから紙の本がいい、というわけではなく、単に電子書籍を出している会社は、消費者のことなど何も目に入っていない、それだけの話なのです。

我々は多くの電子書籍サービスは、自分が購入した本を、わざわざ相手の倉庫に預けているようなものです。相手の倉庫が一度も得てしまえばそれまでで、自分が購入した本は全てパーです。

無論、自分の家においている本が火事で燃えたらそれまでですので、そう言った意味では、どちらにしても同じかもしれません。しかし、相手の倉庫にわざわざ預ける、そしてわざわざ引き出す、という手間が必要です。さらに別に災害だけでなく、相手の会社が倒産したり、相手が突然倉庫を開けたくないと言えばそれまでで、もう倉庫は開きません。

そう言ったリスクを背負う信頼に成り立つ商売が、電子書籍なのです。

さらに専用のリーダーが必要だったり、何かと面倒です。
そんなに面倒な手続きをして得られるメリットというのが、場所をとらない、購入に手間暇かからない、この程度です。安くはないです。紙と同じ値段です。



posted by Y1 at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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