googlebooksを使用しよみました。端末はSC-05D。
文字の大きさがかなり大きく、読みやすかったです。
小川未明は今まで読んだことがない作家でした。
しかし、最近書店に立ち寄った際、気になったのが小川未明童話集というもの。
手に取ることもしなかったですが何となく惹かれました。
そして先日買った古本漫画『童話迷宮』という漫画の原作が小川未明だったのです。
表紙には原案:小川未明と書いてありましたが、よく見らず(そもそも原作つきの漫画とおもって購入したわけではありません)漫画をぱらぱらとめくると不思議な違和感に囚われ、表紙を見て気付いた次第です。
この小川未明とう見覚えのある名前はどこで出会ったのだろうか・・・そうしばらく考えて、ようやく先日書店で文庫本が気になっていたのだと気づきました。
しかし、心のもやもやは晴れず、他にももっと何か気になることがあったはずだ・・・・と思いながら漫画の第一話『赤い蝋燭と人魚』を読みました。その漫画を読んで、赤い蝋燭と人魚はこんな話だったっけ???という疑念が出てきます。確かもっと不幸な話で舞台もここではなかったと……
しかし、小川未明は今まで読んだことなかったはず。なのに何故か赤い蝋燭と人魚というタイトルに覚えがある。
そして話の概要も頭の中に何となくある・・・・
これはなんだ???
そして思い至りました。二年前(三年前かも)。大学の優秀論文発表会で、小川未明で卒論を書いた方の発表を聞いた、その時からこの作品が気になっていたのだ、という事に。
というわけで、漫画の一話『赤い蝋燭と人魚』を読み終わってすぐに読むのをやめ、青空文庫で探し、表題二作品を読みました。
青空文庫には上記に作品しかないようなので、今度、文庫本でも買おうかなと思います。
『赤い蝋燭と人魚』『港に着いた黒んぼ』どちらの作品もなんだか哀愁漂う悲しい作品です。
短いですし、青空文庫にあるので、例えばkindleやkoboでも読めるでしょう。
一読あれ。
追記:googlebooksでは二作品しかないようでしたが、青空文庫にはもっとあるようです。
自分もkidleででも読んでみます。