2013年09月13日

Mr.ジャック・ポケット 考察 ジャック側で勝つためには

以前『Mr.ジャック・ポケット』というゲームレビューを書きました。

『Mr.ジャック・ポケット 多言語版』 Hurrican
人数:2人
所要時間:15分〜30分
大きさ:小さい(気軽に持ち運べる大きさ。トランプ二つから四つ分くらいの大きさ)


その時の記事はこちら

ジャックと捜査官側では、捜査官側が明らかに有利、とほかのブログでも書かれていましたし、私がやっていても10回に1度しかジャック側に勝てなかったという事実もありました。

http://gioco.sytes.net/mr_jack_pocket.htm
特に伝統的にミスタージャックが非常に不利なゲームなので、攻守交代してやるのがいいと思うし、ルールにもそう書かれている。

http://hidarigray.blog35.fc2.com/blog-entry-108.html
とりあえず、今回のプレイだけではジャック側、探偵側のどちらが有利か不利かは判断付きませんでした。
(ジャックが不利かなとも思っていますが、負けたせいかもしれませんので保留です)

http://blog.livedoor.jp/sohsak/archives/1358858.html
テストプレイではジャック側が有利な気がしました。


しかし最近2回連続、ジャック側で勝利したので、実際どうなんだろうと思いをはせてみます。
(まあ通算、16回、17回ほどやって、ジャックの勝利は5回くらいでしょうか? 正確な数字は覚えてません……)


ポイントはアリバイのアクションを取るか取らないか、というところだと思いました。
2回の勝利はいずれも砂時計6つ集めて勝利となりました。もっともいずれにせよ、残りタイルは2枚だけだったので接戦だったと思います。

ジャック側からすればアリバイのアクションって何となくとりずらいんですよね。
確かに砂時計が書かれているカードを引き当てれば、ポイントになりますし、逆に捜査官側に砂時計付アリバイカードを引き当てられ、砂時計を失うと、砂時計6枚での勝利が非常にシビアになります。
そういった意味で、取りたいカードでもあります。

ところがジャック側はアリバイのアクションというのは、タイルを守るためには何の役にも立ちません。捜査官側は、序盤であれば、タイルを一つ削ることもできるし、終盤であれば溜まった相手の砂時計を削ることもできます。時には、残り2枚の1枚を引き当てて勝利することもできます。

捜査官側には積極的に取りに行く理由があります。
ジャック側はかなり消極的に取りに行かざるを得ません。

だからゲーム中、ジャックであれば、私はアリバイカードを取りに行こうと思いません。
逆に捜査官側でしているときも、そういったジャックの気持ちを理解しているので、アリバイカードは取らないようにしています。

しかし今回2回連続勝利は、アリバイカードを取りに行った、あるいは取らされてしまったところから、6枚砂時計を集め勝利した結果になります。

■アリバイカードの情報が、ジャックが持っている情報
よくよく考えてみれば、ジャックはアリバイカードの中から1枚引いているわけですから、残りのアリバイカードを把握しているわけです。
 砂時計ナシが2枚
 砂時計1が6枚
 砂時計2が1枚
という構成です。この比率を鑑み、アリバイカードを取りに行くか否かを考える必要があるかもしれません。

■アリバイカード 期待値1
砂時計なしカードがジャックだった場合、8枚中7枚は砂時計ありのカードになるわけです。8枚の砂時計合計値は8です。
期待値は1です。引けば砂時計が1は引けるということになりますよね。
もしもそう考えられるならば、6ターンの内アリバイ証言ナシを3回叩き出せば、それでめでたく勝利となります。
6ターン逃げ回り、かつ目撃証言ナシ3回を出すというのはそんなに難易度が高くないと思います。

ちなみに、3枚のアリバイカードを引いて、2点になる確率は、約27%。4点になる確率も約27%。3点になる確率は約46%。7割がた、3点以上という事になる。


■アリバイカード 期待値0.875
砂時計1カードがジャックだった場合、8枚中6枚は砂時計ありのカードという事になります。
期待値は0.875。
こうなると判断が難しいところです。
6ターンを見るならば、4回目撃証言ナシを叩き出さないといけません。(期待値0.875×3で2.625)


■アリバイカード 期待値0.75
砂時計2カードがジャックだった場合、8枚中6枚は砂時計ありのカードという事になります。
期待値は0.75。
6ターンを見るならば、これもまた4回目撃証言を出さなければなりません。(期待値0.75×3で2.25)


■スタンスを確立する
序盤にスタンスを確立する必要があります。
後半に臨機応変にと考える必要はないかなと思います(というかそれでは負けるかな)。つまり6枚勝利を目指すのか、8ターン逃げ切る勝利を目指すのか。
可能ならば、最初の1ターン目でそれを決め打ちするのがいいでしょう。
例えばジャックが誰かを決めるとき、砂時計マークがないキャラクターを引いてしまったならば、アリバイカードを引き、砂時計6個を集める、という風に。
砂時計6個集まるという戦略と、8ターンしのぐという戦略では大きく異なるからです。
捜査官側は可能な限り半数→半数→半数と減らしていくのが基本的な戦略となるでしょう。
1ターン目で、4、5枚減らすのがオーソドックスな戦略と言えるでしょう。むろん、6枚も7枚も減らせばそれだけ有利ですが、ジャック側はそれを許しません。

もしも、ジャック側の戦略として、砂時計を集めることに主眼を置くならば、目撃されるというのは避けた方がいいので、対象見られる枚数が増えても、ジャックだけは見られないように立ち回りつつ、アリバイアクションを積極的に取っていかなければなりません。
逆に8ターンしのぐと決めると、ジャックの目撃証言ありなしに気を配らなくていいので多少肩の荷がおります。
たくさんのキャラクターを見ようとする捜査官に対して、わざとたくさん見せて、その中のにジャックを紛れ込ませればいいという事になります。その場合積極的に、アリバイカードを取りに行く理由がありません。

ということで、序盤、
 ジャックが決まった瞬間
 タイルの初期配置
 1ターン目の捜査官側の最初の一手(この時点で、2ターン目のジャック側の最初のアクションまで予測できる)
など、早い段階でジャック側の勝利条件を決め打ちすることが肝要ではないかなと思いました。


ラベル:ボードゲーム
posted by Y1 at 01:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ボードゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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