2013年10月12日

酔いどれ猫のブルース


『酔いどれ猫のブルース(KATZENJA MMER BLUES)』ニューゲームオーダーズ
人数:2〜6
所要時間:30分
大きさ:小さい(12.4*9.4*2.2)
    トランプ二つ分くらい。
    内容物はカードが114枚にルールブック。

下記文庫本とのサイズ比較。
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文庫本は400ページほどある、源氏物語。
非常にコンパクトなサイズで、持ち運びしやすい。


<ルール>
■準備
ゲームの目的は24枚のネズミをとることです(プレイ人数が4人以下なら20枚)。

プレイ準備として、全てのプレイヤーにデッキから6枚のカードを配ります。
デッキの内容は、1,2,3,4,5、ジョーカの6種類カードがそれぞれ15枚づつ
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■競り
このゲームは競りをしていきながら手札を強くしていきます。
競りの商品は親ウレイヤーがデッキからカードを引きます。
<開始時 二人プレイ>
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<競りの商品>
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<手札>
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競りの商品はみんなが見えるようにオープンにします。
親は、ジョーカーが出るか、同じ数字が連続で続くまでカードをめくり続けます。
それが競りの商品となります。いきなりジョーカーを引くと、競りの商品はジョーカー1枚となり、あまり欲しいものではありません。
逆に、1→2→3→4→5→5のように、6枚のカードが商品になることもあります。基本的に手札が多い方がいいので、6枚の競りなんかはぜひ勝っておきたいところです。

<数字の強さ>
競りの方法は、手札のカードを使います。
親の左のプレイヤーから、競りねを宣言(bit)していきます。
このカードは、1→5の順番に強くなります。

例えば、1のカードで競り値を宣言したら、次のプレイヤーは2や3、4,5のカードで競り値を宣言できます。また同じ枚数を重ねることもできます。例えば1のカードを2枚、3枚など。
枚数の多い方が強いです。5のカード2枚でも、1のカード3枚が強いです。
また数字がすべて違うバラという競り値も存在します。バラは最弱です。
強さは、「枚数の大小」「数字の大きさ」の順です。下記に強さの序列を乗せました。右に行くほど強く、下に行くほど強いです。
(1枚)1,2,3,4,5
(2枚)バラ,1,2,3,4,5
(3枚)バラ,1,2,3,4,5
(4枚)バラ,1,2,3,4,5
(5枚)バラ,1,2,3,4,5
(6枚)1,2,3,4,5
理論上は1を7枚、8枚なども可能ですが、実際の競りではまず見ないでしょう。6枚とかも見ないと思います。
またバラはその性質上、5枚までしかありません(すべて別の数字でなければならないため)。

こうして競りをしていって、手札を強くしていきます。

■競りに勝ったら カルテット
さて、このゲームも肝であるネズミカードの取り方ですが、競りに勝ったとき、カルテットを宣言できます。
競りで獲得したカードと手札のカードを組み合わせ(競りで使ったカードは捨て札なので使えない)、同じ数字のカード4枚でカルテット宣言。
その4枚のカードとネズミを交換できます。交換できる枚数は、カルテットしたカードの数字によります。
1のカード4枚でカルテットしたなら、1枚のネズミカードを獲得。5のカード4枚でカルテットしたなら5枚のネズミカードを獲得です。競りでも5がもっとも強いのですが、カルテットでも5が最も重要になってきます。

カルテットは競りに勝ったっ時ならば、何組でも作れます。つまり手札に5が4枚、4が4枚あれば2回連続でカルテットできるわけです。
またカルテットを必ずしもする必要はありません。手札が大幅に弱くなるので見送るのもありです。

カルテットが終わると、競りに勝ったプレイヤーが親となり、再び競りの商品をめくります。

■ジョーカーについて
・競りの商品をめくっているときに、ジョーカーを引いてしまうと、そこでめくれなくなります。
ただその時全てのプレイヤーは、山札からカードを一枚引きます。
・ジョーカーは競りの時、カルテットの時、好きな数字として扱えます。
ただしジョーカーを使用した場合、捨て札とならず自分の目の前に置いておきます。
・ゲーム終了時、ジョーカーの最も多かったプレイヤーは5枚のネズミカードを失います。
・ジョーカーはカルテットの時、4枚ジョーカーカルテット宣言で捨て札にすることが可能です。
これ以外の方法で捨て札にはできません。

■ゲーム終了
ネズミカード24枚(20枚)がすべてなくなるか、競り用のカードがすべてなくなればゲームは終了です。
その時点でネズミカードを最も多く持っているプレイヤーの勝ちです。


<感想>個人評価 7/10
面白いです。非常にジレンマがあるゲームです。

何せ、ゲームに勝つためにはカルテットをする必要があるのですが、カルテットをすれば、手札が弱くなり競り勝てなくなります。競り勝てないという事は、カルテットできないという事です。
しかし……ネズミカードはすぐになくなります。5のカード4回や5回カルテットされればそれで終了です(5のカードは15枚ですが、ジョーカーがあるので理論上可能)

カルテットを早くしなければという焦燥感、カルテットをすればオークションに勝てなくなるという臆病。

タイミングを見計らう必要があるようにも思えますが、しかしやっぱりネズミカードはすぐになくなります。
3人と5人でプレイしたことがあります。3人のときは、速攻でネズミカードがなくなりました。
5人プレイの時はデッキ切れで終わりましたが、それでもネズミカードはほぼ0に近い感じでした。

しかし・・・手札が弱くなると、競りに参加できません。だって勝てないんだもん……

ジレンマが強い、面白いゲームです。

このゲーム、カード自体も非常に美しい。コンポーネントが美しいです。
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カードにセリフが書いてあります。
またこのカードゲーム、ネズミを含め全部で7種類のカードで遊ぶのですが、そのうち1〜5のカードには、それぞれ別の絵柄が書いてあります。全部で15種類、カードの絵柄があります。なので種類としては6種類なのですが、ゲーム中いろいろな絵柄や色のカードが出てきて楽しいです。
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値段も手ごろだしプレイ時間も長くないし、人数も2-6と幅があるし、おすすめです。
posted by Y1 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ボードゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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